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新JIS物性試験方法による変更点(JIS物性測定法はISO翻訳の新JISに切り替わっています。)
物性試験 方法 |
新JIS測定規格 | 試験方法比較 | カタログ値への影響 | 物性試験 方法 |
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規格 | 単位 | 試験片[mm] | 新JIS方式 | 従来方式 | |||
メルトマスフローレイト | JIS K 7210 | g/10min | 樹脂ペレット | 試験温度200℃,試験荷重49.03N | 同左 | 影響無し | メルトマスフローレイト |
ビカット軟化温度(50N荷重) | JIS K 7206 | ℃ | 10X10X4 | 昇温速度50℃/h,荷重50N | 試験片が異なる | 影響無し | ビカット軟化温度(50N荷重) |
荷重たわみ温度 (1.8MPa荷重) |
JIS K 7191 | ℃ | 80X10X4 | 最大表面応力1.8MPa | 試験片が異なる | 約5℃低い値となります。 | 荷重たわみ温度 (1.8MPa荷重) |
シャルピー衝撃強さ | JIS K 7111 | kJ/m2 | 80X10X4, VノッチR0.25 | シャルピー衝撃試験方法1eA (エッジワイズ衝撃) |
アイゾット衝撃試験 | 試験方法が変更になりますが、従来と同傾向を示します。 | シャルピー 衝撃強さ |
引張破壊応力 | JIS K 7161 | MPa | JIS K 7139 | GP-PS 試験速度5mm/min | 試験片が異なる | 10〜20%高めの値となります。 | 引張破壊応力 |
引張降伏応力 | JIS K 7161 | MPa | JIS K 7139 | HI-PS 試験速度50mm/min | 5mm/min, 試験片が異なる | 10〜20%高めの値となります。 | 引張降伏応力 |
引張破壊ひずみ(1) | JIS K 7162 | % | JIS K 7139 | GP-PS 試験速度5mm/min | 試験片が異なる | 影響ほとんど無し | 引張破壊ひずみ(1) |
引張破壊ひずみ(2) | JIS K 7162 | % | JIS K 7139 | HI-PS 試験速度50mm/min | 5mm/min, 試験片が異なる | 影響ほとんど無し | 引張破壊ひずみ(2) |
曲げ強さ | JIS K 7171 | MPa | JIS K 7139 | 試験速度2mm/min | 試験片が異なる | 10%程度高めの値となります。 | 曲げ強さ |
曲げ弾性率 | JIS K 7171 | MPa | JIS K 7139 | 試験速度2mm/min | 試験片が異なる | HI-PSで10%程度高めの値となります。 | 曲げ弾性率 |
光沢 | JIS K 7105 | % | 角板 | 変更無し | 変更無し | 光沢 | |
密度 | JIS K 7112 | kg/m3 | 10X10X4 | JIS K 7139試験片より切り出し | 試験片が異なる | 単位変更で1000倍表示となります。 | 密度 |
ボールプレッシャー登録温度 | 電気用品安全法 | ℃ | − | 変更無し | 変更無し | ボールプレッシャー登録温度 | |
燃焼性 | UL 94 | − | − | 変更無し | 変更無し | 燃焼性 | |
食品衛生法 (厚生省告示370号) | − | − | − | 変更無し | 変更無し | 食品衛生法 (厚生省告示370号) | |
ポリ衛協自主規制基準 | − | − | − | 変更無し | 変更無し | ポリ衛協自主規制基準 |